秦野市青少年剣道祭の結果(4/2更新)

試合結果

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中学生の部の感想(著者:草野)

・初戦からどのチームも覇気がなく、お通夜のような試合展開

・蚊の羽ばたきの方が音が大きいくらい、声出てない

・自分から一方的に打つ子 or 何も打たない子しかおらず、相手との攻防が全くできてない
 →攻めと応じが成り立ってない=試合にならない=勝てない

・稽古不足が言い訳にならないくらい、試合展開と団体戦の戦い方が下手くそ

小学生の部の様子(著者:石橋)

南矢名剣道クラブ(ちゃーちゃん)

怒られることも、急かされることない。南国の時の流れのような穏やかなチームで、安寧な暮らしを送るちゃーちゃん。

平和な暮らしが永遠に続くかと思われたが、士道舘Aチームに目の敵にされたことで事態が一変する。

「ちゃーちゃんのいるチームには絶対に負けない!!」と、目標をはき違えた奴らに蹂躙され、第二の故郷が焦土と化した。

士道舘Aチーム

予選で超激戦区に投下されるも惜敗、ビリで5位決定トーナメント戦に進む。

『負けたチームが集まるから、強いチームがいない』と知ると、こんな感じ↓↓になり、真の実力を発揮した。

12月の試合に比べ、戦う前に諦めるという精神的脆さが改善されつつあった。
特にさくらちゃんは完全復活を果たし、ゆいちゃんも強敵相手に逃げずに戦えた。
気持ちが強くなれば、このチームは上位に食い込める。

士道舘Bチーム

5人中4人が無級、その上1人不在。
データ上最弱のチームであり、勝ち上がる要素は何も持ち合わせてなかったが、軍神ゆっちゃんの手によって戦う集団へと変貌を遂げた。
後述するが、このチームは一人一人が素晴らしかった。決勝トーナメント3位はまぐれじゃない。

高校生の部の感想(著者:石橋)

広大なメインアリーナの片隅で超適当なアップをしていたため、ただの冷やかしチームかと思われたが、人知れず決勝まで上がっていた。

対戦相手は、あの棚本4兄弟末っ子を大将に据えた、『大将に回せば絶対に勝てるチーム』。

先鋒・中堅が取らなければチームの勝ちはないので、逃げる相手を負いまくったが、無理な攻めがたたり先鋒は一本負け、中堅は先取しタイに戻したが、体力ゲージが底を尽き逆転の二本負け。

ここで勝負が決したが、「大将として負けるわけにいかない」と、元斗が立ち上がる。

「まともにやったら勝てない。だからまともに戦わない」


良く言えば「形にはまらない剣道」、悪く言えば「仲の良い友達と地稽古の時にふざけてやる攻撃みたいな攻撃」
謎の動きで、相手と観客の動揺を誘う元斗。

思い切りよく相手がメンに飛んできたところを、ダッキングからの出小手という謎攻撃で一本取ることに成功、相手は必死に取り返しに来たが、タイムアップで元斗の勝利が決まった。

棚本敗れる。

中1から中3まで個人タイトルを総なめにし、誰も勝てなかった棚本を元斗が破った。

この大番狂わせに、優勝したかのような拍手と歓声が元斗に送られた。

真面目に稽古を続けるさつき + 3カ月稽古をサボっていた近藤兄弟 のデコボコチームは、奇跡の化学反応を起こし、準優勝という結果を残した。

MVPチーム

先鋒 りゅうせい

次鋒の宴会部長は欠場、中堅は初陣。
つまり自分が負ければチームの敗北は確定的になるのだが、そんなのお構いなしに突進を繰り返し、3戦1分けという大戦果を挙げた。

スタートと同時に突っ込み、秒殺して来る勇ましい姿に「このチームいけるかも」と、仲間に思わせるだけの力があった。

中堅 そうすけ

一昨日の練習試合では、怖がって下がりまくり、守りまくり…

先鋒がいくら頑張っても、これをやられたら士気は駄々下がりになる。

そんな心配があったが、そうすけは攻めた。
疲れて途中で休んでいたけどけど攻めた。
でも、弱いので負けた。

負けた後、そうすけはりゅうせいにアドバイスを求めていた。
仲が良いとは言えない年下の奴に、プライドを捨ててアドバイスを求めていた。
まだ何もできないが、なんとかしようともがいていた。

こんな光景を見させらたまらない。

負けはしたが、そうすけの生き様は仲間に力を与えた。

副将 みはる

Bチーム唯一の理性。

地震で自宅が崩れても「また建てればいいじゃん」と言い出しかねないくらい、何が起こっても動じない。

常に冷静でいるため回りがよく見えており、色んなことに気が付いている。
今回は陰の宰相として鼻息荒く立ち回る大将を支え続けた。

試合では、相手の打ち終わりを攻撃する技術に長けており、振り向きざまのベストタイミングで打突している。

また、一撃必殺狙いの選手が多い中、連続技に活路を見出し、得意の小手面で勝率を上げてきた。。

大将 ゆうみ

「隊長の任務は本当に今日がはじめてなの?」と疑いたくなるような根っからのリーダー気質のだった意外な人物。

チームが良くなるのであれば自分はどう思われても良いとばかりに、嫌な仕事も必死でやり、仲間にダメ出しをしていた。

これだけでは、『合唱コンクールの時にだけ異様に頑張るいつもは大人しい女子』として、煙たがられる存在に成りかねなかったが、自信満々で的確な指示を矢継ぎ早で出してくるので、周囲は圧倒され、良い方向に導かれた。

ノリノリでチームを統率していたが、仲間から裏切りにあったショックでサイバーのりピーが降臨し、清楚キャラが完全崩壊。
口数9割増しのトランス状態のまま帰宅してしまった。

どうでもいい情報

ゆっちー

機動力を削ぐために、フルスイングの引き胴で相手の太ももを集中攻撃。

下手に撃ち落とせば無防備のスネに直撃するので、敵はただ耐えるしかない。

余りの痛さ耐えられなくなり、ギャン泣きするも

「二度とアタイに逆らうんじゃないわよ」

とばかり、時間いっぱい部位破壊に興じた。

ゆっちゃん

予選リーグ最終戦。
これに勝てば1位で上がれるので、気合が入りまくるゆっちゃん。
団体戦の礼の時に渾身の「がんばるぞー!!」を繰り出すも、仲間は完全無視。

「も~!! 誰も言ってくれない!!×3」

はしごを外され、余りの恥ずかしさに顔は真っ赤っか、この辺から様子がおかしくなる。

そして次の試合

二度とあのような辱めを受けるまいと、絶対にやる気のでない「がんばるぞ~」をちょろ出しし、最終戦で保身に走った。

さつき

たぶん、剣道に集中するため、私服を全部捨て、ジャージしか着なくなったが、ドンタコスみたいな服装で登場し、石橋を安心させた。

さくら

ドンタコスさつきに本当のファッションとは何たるかを示すため、トミーフェブラリーみたいな格好で再登場。

TPOをわきまえない服装のままスシローに消えた。

キリがないのでこの辺で終わりにします。話半分で読んでください。