竹刀の寄贈について

2024年9月25日付で、天下一武道会のパンフレット代で購入した竹刀56本(95,200円)を鳳珠郡剣道連盟様宛てに寄贈したことをご報告させていただきます。

寄贈の経緯

今回の寄贈ですが、石川県の先生に伝手がなかった事、また、竹刀を送って良い状況か分からなかったため石川県剣道連盟に相談しました。

毎度の事ですが、神奈川県の無名道場による多額の寄付がうさんくさ過ぎて念入りに身辺調査をされたようですが、最終的に県連の副会長が動いてくださり、鳳珠郡剣道連盟会長(珠洲市・輪島市・能登町・穴水町)の間庭先生と繋いでいただき竹刀の寄贈が決まりました。
(全日本剣道連盟の会長まで話がいったようですが、会長が大学時代の恩師だったためお墨付きを貰えました)

皆様のご協力のおかげで、今回も無事に竹刀を届けることが出来ました。
来年も天下一武道会を実施する予定ですの、引き続きお力添え頂ければ幸いです。

・間庭先生からお礼のお電話をいただきました。能登半島の状況や子供たちの様子を次回の
 稽古の時にお話しいたします。

・副会長からのお礼のメールはページ末尾に転記しました。

メールのやり取り

士道館 石橋 幸一郎 様

(一財)石川県剣道連盟 副会長の近藤 繁彦と申します。
この度は能登半島地震で被災した子供達へ竹刀寄贈の申し出、まことに有難く喜んでお受けいたしたいと存じます。返事が遅れましたことお詫び申し上げます。

そこで、贈呈について当方より「感謝状」持参のうえ、代表1名派遣したいと思います。

①贈呈の日程については士道館様のご都合に合わせたいと思いますが、まことに勝手を申して恐縮ですが、9月中は「東西対抗(香川県)」視察及び報告等があり、10月中旬以降の適当な日を3日ほどあげていただければ幸いです、その中から適当な日を選んでご連絡いたします。

②「感謝状」あて名は「士道館様」あるいは「士道館 石橋幸一郎様」どちらがよろしいでしょうか。

③受領しました竹刀については、新幹線利用のため宅配便等利用したいと存じます。そのうえで奥能登地域「輪島市、珠洲市、能登町、穴水町」の子供たちに配付してまいりたいと考えております。

以上、当方の都合ばかり申しまして申し訳ありません。お志を誠意をもって、能登の子供たちに伝えたいと存じます。竹刀の寄贈について、心から感謝申し上げます。

石川県剣道連盟 近藤 繁彦

こちらまで来るのは大変なので、郵送でのやり取りを交渉中です。

9/11 メール

士道館 石橋 幸一郎 様

早速のメールありがとうございます。
以下の2点について、お知らせいたします。

(1) 竹刀の送付先について

〒927-0026 石川県○○○○○  間庭 喜久夫 様

間庭先生は現在「鳳珠郡剣道連盟会長」であり、被災された奥能登4市町(珠洲市・輪島市・能登町・穴水町)を代表される先生です。過日(7/29~8/3)も「能登半島地震復興祈念暑中稽古会」を実施され、多くの少年剣士・一般を集めて稽古会を実施されています。奥能登剣道復興に尽力されている方です。石橋先生からの申し出を受けて、奥能登の子供たちに竹刀を配布していただける最適任の方と確信しております。事情は話してありますので、安心してご送付いただくようお願いいたします。

(2)感謝状送付について
お申し出まことに有難く、郵送とさせていただきますことお許しください。
「士道館 石橋 幸一郎 様」として、ご自宅住所まで郵送させていただきます。

結びに、今回の竹刀寄贈の申し出、まことに有難く、奥能登地域の少年たちが、被災により揺らいだ剣道への取り組みが、これを契機として再び剣道に熱心に取り組んでくれることを心から願っております。まことにありがとうございました。

一般財団法人 石川県剣道連盟 副会長 近藤 繁彦

9/26 メール

士道舘 石橋 幸一郎 様

 早速の竹刀のご送付ありがとうございました。間庭先生のお世話で能登地区(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町)の子供たちに配付させていただきます。子どもたちも大切に使ってくれることでしょう。

 今回の大雨で被災地(特に輪島市、珠洲市)では二重の被害を被り、気力も尽きてしまった感があります。そのような状況でも、子供たちの剣道の掛声が大人たちを勇気づけてくれると信じております。

 現在、感謝状を作成中ですので、出来上がり次第、送付させていただきます。
 今般の震災・大雨は大変な災害でありましたが、全国の剣友の皆様から心温まる義援金、剣道具、竹刀等温情を賜ったこと決して忘れません。今後は我々が恩に報いる番だと決意しております。
 結びに士道舘、石橋様の一層のご活躍、ご健勝を祈念いたしております。ありがとうございました。

石川県 近藤 繁彦